レンズのレビューだが、今回は本体のフィルムシミュレーション機能も併せてレビューする。
XE-1には富士フイルムの写真フィルムを再現したフィルムシミュレーションがあるが
今回はそれを試してみた。
カメラ側の設定ではVelvia/ビビッド、PROVIA/スタンダード、ASTIA/ソフト となっているが
実際に出て来た絵を見ると、コントラスト、彩度が強い順にVelvia/ビビッド、ASTIA/ソフト、PROVIA/スタンダードといった感じである。
メーカーのホームページに「そして肌色の自然な階調と風景の鮮やかな色調を両立させるASTIA。」
とあるのでASTIAはけっして彩度が低いわけではないようである。
Velvia/ビビッド設定。
はっきりとした絵で風景向け。メリハリのある色調。
![DSCF6048](http://farm9.staticflickr.com/8413/8712751973_1e5f093908.jpg)
PROVIA/スタンダード設定。
スタンダード設定であるが1番あっさりしている。
スタンダード=忠実といったところだろうか
![DSCF6049](http://farm9.staticflickr.com/8542/8712750103_c408512b30.jpg)
ASTIA/ソフト設定。
青空や花の部分は鮮やかな色調。葉の裏部分も諧調が良い。
![DSCF6050](http://farm9.staticflickr.com/8403/8712748297_4a407122b4.jpg)
撮影してみて自分の好みはASTIAのようなので、ここから先はASTIAモード
XF35mmF1.4 R は135換算53mmで50mm相当の標準レンズ。広角風にも望遠風にも撮れる。
マクロモードを使用して春の味覚「こごみ」を撮影。鮮やかな緑と葉の質感も良く再現された。
![DSCF6039](http://farm9.staticflickr.com/8273/8712753389_ae3fc1ed58.jpg)
肌色がきれいなASTIAのとおり、肌の滑らかな諧調が美しい。
![DSCF6058](http://farm9.staticflickr.com/8130/8712744089_8257e3c0ce.jpg)
XF35mmF1.4 R はピントが合った部分は非常にシャープ。
金属の質感も良く出ている。
![DSCF6055](http://farm9.staticflickr.com/8543/8713868978_50703ff4a2.jpg)
奇麗なボケの中に花弁部のシャープネスが際立つ
![DSCF6053](http://farm9.staticflickr.com/8407/8712746667_20e81481bf.jpg)
中望遠的な使い方。背景をぼかすのにF1.4とAPS-Cサイズのセンサーは最適。
![DSCF6064](http://farm9.staticflickr.com/8554/8713866764_e7d73fd2c8.jpg)
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